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私は高校生の頃から、母が仕事を持っておりましたので家で料理を作ることが多く、時々父に
料理が上手だ、買い物が上手だとほめてもらっていました。私は又、父にほめてもらいたくて、
子供ながらにも味の研究をして、その頃から新潟の小鯛やこうぐりをおろしてお刺身を作り父に
喜んでもらっていました。その父が高校三年生の時に高血圧でたおれ、私は父の病気を治して
あげたくて大学は栄養士の道を選びました。
家庭という言葉が大好きです。家があって小さな庭がある。そして家族のことを思って何やかに
やとやりくりをしているお母さんがいるそんな家庭が大好きなのです。
佐藤の母は家庭人で、新潟の季節の材料を煮付けたり、漬け物にしたり、焼いたり蒸したりで
新潟の味を上手に出しておられました。私が結婚したばかりの頃、茄子漬けが、色もよくほどよく
漬かり、毎回朝夕の食卓に出され、まだ漬け物が下手だった私はとても感動しました。又、貝柱
が高価で使えない頃、新潟の「のっぺ」の中に貝柱代りにするめを貝柱のごとく細く切って味出し
に使われたり、時々お話して下さったおさいふのやりくりなど・・・。とてもいい人生の先輩でした。
おいしい味のこつは板前さんやコックさんのプロのうでにあるのではないかと勉強させていた
だいたこともありました。
最近数年は、ヨーロッパアメリカのホテルや学校に入り、かけ足ではありましたがホームスティ
もしてみました。
こうして、今私が思う一番おいしい食べ物は、仕事を持っている母の作ってくれた、玉葱と挽肉
の入った甘いオムレツといつも誕生日に作ってもらったくるみ入りの太巻き寿司それに私の初潮
にも作っていただいた、お祝いのお赤飯です。
今日も『うんまかったれ』といってくれる主人の一言が聞きたくって色々と小皿盛りを作っておりま
す。
家庭で作るお料理は御家族の健康、経済、栄養を考え、何よりもお好みをしっております。あな
たは家族の為の名シェフです。
「お家で作る、お料理やパン・お菓子が一番おいしい」といわれるようになっていただきたいと思
うのです。
多くの女性の方々にやさしいそしてすてきな生活のリズムを作る魅力的なお母さまとして幸せな
人生を送っていただくのが私の夢でございます。お料理教室が少しでも貴方の人生のお役に立て
れば嬉しく思います。
- 料理教室10周年足跡より -
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 デザイン・製作 |
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