佐藤淳子の家庭料理教室

home

about site
profire
新潟の郷土料理
世界の旅
料理教室のご案内
資格について
アクセスマップ
リンク




四月は山菜のおいしい季節です。雪が消え、ふきのとうが土を割り、湿地や小川の日当たりの良い所にせりが競い合うように出ております。
この競り合うところからせりの名がついたとも言われています。
こごめが渦をまき、たらの芽はとげのある枯木の先に芽をふきます。
この天ぷらは春一番の味です。

三つ葉、うるいのおひたし、うど、ぜんまい、わらび・・・と山も市場も山菜一色になります。
5月5日のこどもの日の頃が一番楽しめるでしょう。冬の間眠っていた胃腸も山菜の苦味刺激されて活発に動き出します。野草はそれぞれ薬用効果を持っております。
山の幸は油と良くあい、天ぷら、油いため、ごま和えといろいろに味が楽しめます。
お魚は水もぬるみ、鰯、口ぼそ、あいなめ、やなぎガレイ、川ますが美味しくこの頃のこうぐり、鯛は、草もちこうぐりとか節句鯛といい、一年中で一番美味しい時季です。



夏は実物がたくさんとれます。なす、きゅうり、トマト、えだまめ、とうもろこし、いんげん、ピーマン・・・。
素材に恵まれた新潟ではこれらの野菜が農家のおかあちゃんのこづかい稼ぎに「白山浦の朝市」「本町の朝市」 「亀田の市」などで売られています。
お陰で私達は、いぼいぼでいたいきゅうり、太陽のように赤いトマト、 みずみずしい紫色のなすに出会えます。

こんな時、新潟で生活する幸せを感じます。新鮮な素材はあまり手をかけないで食卓に運ばれそのまま自然を、 季節を食べます。
枝豆の種類に“ひとりむすめ”とか、あまりおいしいので“ゆうなよ”など、楽しい名前がついております。
畑からのこぎたてをゆで、塩をきかせて「ふっとつ」食べます。とうもろこしも甘く、漬けなすも丸ごと食べれます。
※ふっとつ(新潟の言葉でいっぱいという意味)



朝10時、新潟の本町を上から下に向かってゆっくり歩いてみました。
大根はみずみずしく、白菜も大きくなり、菊の花の色も深く、天然のきのこも高価ではありますが、 ボテに入れられて売られています。

あわたけ、ぬのめ、くりたけ、杉ごけ、それに佐渡産のマツタケ、そしてさまつ、舞茸など秋の香がいたします。
きのこ御飯、みょうがと少し苦味のある秋なすの入ったきのこ汁、天ぷら、と昔ながらの料理ですが、 なぜかほっとします。
季節の味を大切にする魚屋さんのお母ちゃんが、かます、甘鯛、花いか、鯖、鮭、など並べ終わり、 「秋は魚がうんめれね」「・・・そこへもってきて栗らろ、梨も甘もう(あもう)なるし・・・どうもこうもならねて」 とおっしゃっていました。
私も新潟に住むしあわせを、十分に味わいたい。



新潟の越冬野菜・・・里芋、人参、ごぼう、じゃがいも、白菜、キャベツ、ねぎなど12月10日頃 に準備する。その後たくあん、たい菜、白菜をつけて、切り干しをつける。
その後に塩引き(塩鮭)、数の子、しいたけ、貝柱、スルメを準備して、果物はみかん、りんご、 新興なしを積重ねる。

いよいよ12月末となると、かまぼこ、こんにゃく、豆腐、ゆず、三ツ葉を買い置きする。 これで冬ごもりができるのです。
雪の多い長岡など2月末まで何が降っても大丈夫です。スーパーが新年早々に開くといっても 「新年から財布の紐を開けては、お財布のやりくりができない」と教えられました。
冬野菜を使ってのっぺをつくり、実だくさんの汁雑煮をつくり、漬け菜で煮菜をつくる、どんなにか栄養的にも満たされることでしょう。
料理教室20周年あしあとより






デザイン・製作