佐藤淳子の家庭料理教室

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 韓国 -スリムな韓国の人々の元気の源は食生活にあり-
 
 料理学校協会のお仲間数人と韓国食べ歩きを体験した。
最も寒い季節にもかかわらず、韓国の人々はとても元気で、短いコートを着て颯爽と歩いていた。
我々も負けじと大いに食べまくった。食べたお料理を紹介します。

(1)ナムル
野菜の「和えもの」のこと。
もやし、ほうれん草、ぜんまい、大根、きゅうり、春雨などの種類がある。砂糖、塩、醤油、すり胡麻、にんにく、 葱のみじん切りなどを、日本の和えものと同様に手で和える。

(2)石焼ビビンパップ
「ビビン」は混ぜる、「パップ」はご飯という意味で、日本の混ぜご飯のことです。いろいろなナムルとコチュジャ ン(唐辛子味噌)を御飯の上に並べ、スープを加えてスッカラン(スプーン)でよく混ぜ、チョッカラン(箸)でいた だく。

(3)サムゲタン(参鶏湯)
生後3週間の鶏のお腹に高麗人参、なつめ、ぎんなん、栗、もち米を入れて2〜3時間煮る。不老長寿のスー プといわれている。スープを飲み、パー(葱)を入れておかわりする。鶏は裂いて岩塩をつけていただく。 白菜キムチ、大根キムチ、赤飯、あわびのおかゆの献立だった。

(4)ジョン
野菜に小麦粉をまぶし、溶き卵をつけて焼く。日本のお好み焼きそっくりの食べ物です。葱を具にしたものが一 般的だが、ニラ、人参、イカを加え、さらに焼きながら天板に強く押し付けて水分を出し、旨みを出している。 小皿の葱、醤油をつけて食べるのがおいしい。

(5)カルククス
「カル」とは包丁、「ククス」とは麺類の総称。「カルククス」は包丁で切った麺のことです。細めのきしめんのよう なもので、手打ち・手切りで、手粉もそのまま煮込んであるのでトロミがある。

(6)カルビ
日本では脂が多く入った肉をカルビというが、 韓国では牛骨の周りについている肉を帯状に し、味付けす料理です。炭火で焼いて、ゴマ油 と岩塩を盛り付けていただく。

 どの食べ物にも、にんにく、葱、生姜、唐辛子、 ゴマ油、岩塩が上手に使われている。
常にキ ムチは付き物で、どんどんお代わりが出来る。 お酒は、戦前の日本にもあった、あの瓶に毛 布を巻いて作るドブロクだった。短い滞在だっ たが、私はいつの間にか半そでのTシャツに なっていた。

 南大門市場には豚の頭がそのままの姿で置 いてある。
お祝いの時に作るスープの材料で、 笑っている顔を選ぶと縁起が良いのだそうで す。南蛮エビやカニなど、多種のキムチがある のも驚きだった。

パリのマルシェと同様に世界の市場は私を最高に楽しませてくれます。
煮干しだしの味噌汁、いしもちの干物、太巻き寿司などなど。ちょうど昭和30年代の日本の食生活です。

家庭に伝えられるキムチの味も料理の味も、お嫁さんはお姑さんに見てもらって決めているそうです。

私は韓国やタイのキッチンに入れていただき、昔の良き時代の日本の家庭料理を想い出し、安らぎを感じました。 私たちの食卓も少しプレイバックして、かつお節や煮干しの世界に戻りたいものです。



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